铁路迷深圳生活日记

深圳の日々をお伝え出来れば!

シルクロード旅行⑥哈密

哈密は真新しい駅舎にいくつもの島式ホームのある中国の近代的な駅であった。

ここは、最近開通した蘭新高速線の停車駅でもあり、どうやらその折に大改装されたようだ。

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この日は遅かったこともあり、そのまま駅前のCtripで予約した商務酒店へ。

フロントへ行くと、どうも話が噛み合わず、予約したベージの紙を見せてようやく一段落。どうやら予約が入っていなかったらしい。

部屋に入ると、確かに小奇麗な部屋なのだが、何故か部屋の真ん中に雀卓が。

中国のビジネスマンは夜中に得意先の方々と部屋で麻雀に勤しむのがスタンダードなのだろうか。

 

昨日は風呂に入れなかったので、まずシャワーを浴び、ホテル下の牛肉麺店で麺をすすり、売店でビールを買って就寝。

さすがここまで来ると、ビールが烏蘇啤酒というウルムチのビールになっており、店員さんも思いっきりウイグルの顔立ちとなっていた。ようやく、ウイグル圏に入ったのだなと感慨に浸ることが出来た。

 

翌朝、街の外に出ると、かなり大きな街であることに驚く。

この日はハミ王墓を見学する。駅前より市内バスで大十字で乗り換え、ハミ王墓へ。

ここはハミ王国時代の歴代王の墓とイスラム教のモスクがある。

 

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ハミ王国自体が15世紀ごろと新しく、建物も立派なのだが、今ひとつ魅力に欠けるというか、なんというか。近くに博物館もあったのだが、なんとなく気力を削がれたので、そのまま市内へ。

 

市内は完全に漢民族に支配されたどこにでもある中国の地方都市と化していた。

 

その近くに昔ながらの市場をふと見つける。色々な屋台が立ち並んでいる中で、ウイグルのポロ(ピラフ)屋台があったので立ち寄る。

店の中はうす汚れた、いかにも中国の安い食堂といった感じ。しかし、昔金がなく200元で数日生き延びた経験のあるワタシにとってみてはよく知った世界。

ここのポロは羊肉も骨付きで食べ応えもあり、大変美味であった。

 

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市内バスで再び哈密駅へ。ここからは蘭新高速線で吐魯番北へと向かう。新幹線規格の新線は快適で早く、車内も快適で服務員小姐も若くてビシッとしており、昨日のオバちゃん服務員とはエラい違い。しかし、何か落ち着かない。やはり昔ながらのあの緑皮車のほうが落ち着く気がする。

 

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列車は約2時間で吐魯番(トルファン)北駅へ。

ここから市内バスが出ているのでそれに乗り、トルファン市内へと向かった。